おそらく誰もやってこない、隠れブログ。その昔書き散らしたものを、さりげなく・・
Posted by proteus - 2007.09.11,Tue
雨のふる日は南風がやんわりと吹いていて
ホームに降り立つと一面に潮の匂いがする
ときどき、嗅ぐこのある匂いだが
海なんてものは、敢えて行かなければ見えないものだと思っていたのに
この先にある幾何学的な形の海ではなくて
遠くでしか見ることのできない本物の潮のしるしをみるようだ
海の上に行ってしまうと、潮の匂いなどというものは殆ど分からなくなり
海に対する気持ちまでも醒めてしまう
エンジンの音とキャビンのざわめきばかりで
上陸して、目的地へ向かうことばかり思う
今日のような日
海での印象がさまざま呼びおこされて
それらはだんだんと遠く小さくうすれていくものだが
このような日にふいに形が現れてくる
当時の口調や、つねづね想っていたことまでが再現してくる
かすれた部分は補修されて
79.6.17(8/19)
ホームに降り立つと一面に潮の匂いがする
ときどき、嗅ぐこのある匂いだが
海なんてものは、敢えて行かなければ見えないものだと思っていたのに
この先にある幾何学的な形の海ではなくて
遠くでしか見ることのできない本物の潮のしるしをみるようだ
海の上に行ってしまうと、潮の匂いなどというものは殆ど分からなくなり
海に対する気持ちまでも醒めてしまう
エンジンの音とキャビンのざわめきばかりで
上陸して、目的地へ向かうことばかり思う
今日のような日
海での印象がさまざま呼びおこされて
それらはだんだんと遠く小さくうすれていくものだが
このような日にふいに形が現れてくる
当時の口調や、つねづね想っていたことまでが再現してくる
かすれた部分は補修されて
79.6.17(8/19)
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Posted by proteus - 2007.09.11,Tue
海から少し離れているのに
電車から降りると、大阪駅のホームの上には潮の匂いが漂っていた
海の方角はあちら、と指し示す方には
大きなビルが建ち並んでいて、いつも殺風景で
あまり落ち着いて過ごしたことのないホームの上に
今日、少し湿り気味の風に乗って潮の匂いがやってくる
どこかの海岸べりの駅に立っているみたいだ
旅先でも何でもない、いつもの道筋にも
思いもよらない自然な情景をみさせてくれて
歩いている人々まで、違った感じで見ることが出来るようになる
また、潮の匂いがする女性がいる
本人も気付かないかすかな匂い
ごく普通にそぶりするだけで
この匂いの中にときめかせるものを含ませている
しかし足早な雑踏にまぎれて
目前の出札口あたりで消えてしまう
ああ残念
さまざまな人のすれちがいから吐き出される、さまざまな匂いに巻き込まれて
明るい店先で、潮の夢は消えてなくなる
'79.7.25
電車から降りると、大阪駅のホームの上には潮の匂いが漂っていた
海の方角はあちら、と指し示す方には
大きなビルが建ち並んでいて、いつも殺風景で
あまり落ち着いて過ごしたことのないホームの上に
今日、少し湿り気味の風に乗って潮の匂いがやってくる
どこかの海岸べりの駅に立っているみたいだ
旅先でも何でもない、いつもの道筋にも
思いもよらない自然な情景をみさせてくれて
歩いている人々まで、違った感じで見ることが出来るようになる
また、潮の匂いがする女性がいる
本人も気付かないかすかな匂い
ごく普通にそぶりするだけで
この匂いの中にときめかせるものを含ませている
しかし足早な雑踏にまぎれて
目前の出札口あたりで消えてしまう
ああ残念
さまざまな人のすれちがいから吐き出される、さまざまな匂いに巻き込まれて
明るい店先で、潮の夢は消えてなくなる
'79.7.25
Posted by proteus - 2007.09.11,Tue
去年を思い出しているのではなくて
はるかな昔が想い返されるんだ
求めていたものが得られなかった半年はなく
求めていなかったことまで降りかかってきて
大変疲れてしまう歴史物語が、絵巻になって現れてくる
どこに自分がある? どこに冴えている自分がいる
いくらか自分が変わって
求めにいく行動の出来るようにと
ふらりと行った瀬戸内だが
ずっと昔に、脇見する余裕もなく去った兵士の姿が浮かんでは消え
ふわふわと漂う自分があるだけ
本当は翻弄されて、そこで一所懸命に呑まれまいとしたかったのに
揺れる波間の、一人や二人くらいなら居ることの出来る波の静かな所にいて安穏な生活をしている
本当は翻弄されるのはいやだけど
ドラマチックな思い出のないというのも何とも貴重な体験
君はそんなサンプルか
ぼくは 本当は、 本当はーーー、
たぷたぷと揺れる波に、こっくりこっくりと頷いてしまう
'79.5.21-22
はるかな昔が想い返されるんだ
求めていたものが得られなかった半年はなく
求めていなかったことまで降りかかってきて
大変疲れてしまう歴史物語が、絵巻になって現れてくる
どこに自分がある? どこに冴えている自分がいる
いくらか自分が変わって
求めにいく行動の出来るようにと
ふらりと行った瀬戸内だが
ずっと昔に、脇見する余裕もなく去った兵士の姿が浮かんでは消え
ふわふわと漂う自分があるだけ
本当は翻弄されて、そこで一所懸命に呑まれまいとしたかったのに
揺れる波間の、一人や二人くらいなら居ることの出来る波の静かな所にいて安穏な生活をしている
本当は翻弄されるのはいやだけど
ドラマチックな思い出のないというのも何とも貴重な体験
君はそんなサンプルか
ぼくは 本当は、 本当はーーー、
たぷたぷと揺れる波に、こっくりこっくりと頷いてしまう
'79.5.21-22
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