おそらく誰もやってこない、隠れブログ。その昔書き散らしたものを、さりげなく・・
Posted by proteus - 2008.06.29,Sun
瀬を行く
淵を行く
流れの中で
一回転して
思わぬ後ろの光景を見る
私たちの目に映じた後ろの光景以上のものは
どんなに分厚い歴史の書物の中にさえもなかった
眩しく語られる伝説も五十音の内でしかない。不定かな神話も同様
大きく曲がると鉄道が見えてくる
線路も急カーブしていて
ライトは素早く一面を照らし出し
そしてトンネルの中を照らし出す
線路がその奥へ、ずっと続いているのが見えても
あまりに真っ暗で、奥は行き止まりのように感じられる
ぼくらのすることもこの中で終わり、
トンネルは必ず向こうへ抜けていると、信じられない時がある
時の流れと同じ早さで流れているから
ずっと以前に経験した筈の峡谷の風景を、再び見て
全く新しい平野の風景の中にも入り込んでいくだろう
きのうも下っていた
きのうも遡る列車も見た
川を下る列車も見た
行方は知らない
私の行方も知らない
地図でみると分水嶺はここだ
河口はここだ
線路と川はここまで一緒だ
時の流れと同じ早さで流れ
ずっと以前のよく似た光景に出会い
全く新しい景色の中に入る
それらはいつも前にあり
決して振り返ることは出来ないのだが
思わぬ後ろの光景を見たということは
急に流れが緩やかになって起こった
ごく稀にある自然現象なのさ
'74, 4/14
淵を行く
流れの中で
一回転して
思わぬ後ろの光景を見る
私たちの目に映じた後ろの光景以上のものは
どんなに分厚い歴史の書物の中にさえもなかった
眩しく語られる伝説も五十音の内でしかない。不定かな神話も同様
大きく曲がると鉄道が見えてくる
線路も急カーブしていて
ライトは素早く一面を照らし出し
そしてトンネルの中を照らし出す
線路がその奥へ、ずっと続いているのが見えても
あまりに真っ暗で、奥は行き止まりのように感じられる
ぼくらのすることもこの中で終わり、
トンネルは必ず向こうへ抜けていると、信じられない時がある
時の流れと同じ早さで流れているから
ずっと以前に経験した筈の峡谷の風景を、再び見て
全く新しい平野の風景の中にも入り込んでいくだろう
きのうも下っていた
きのうも遡る列車も見た
川を下る列車も見た
行方は知らない
私の行方も知らない
地図でみると分水嶺はここだ
河口はここだ
線路と川はここまで一緒だ
時の流れと同じ早さで流れ
ずっと以前のよく似た光景に出会い
全く新しい景色の中に入る
それらはいつも前にあり
決して振り返ることは出来ないのだが
思わぬ後ろの光景を見たということは
急に流れが緩やかになって起こった
ごく稀にある自然現象なのさ
'74, 4/14
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